2001年に起こった911テロをきっかけに、アメリカ軍は「犯人」のウサマ・ビン・ラディンがアフガニスタンに潜入しているとしてアフガニスタンに軍事侵攻、さらにイラクがビン・ラディンを支援しているとしてイラク戦争を開始した。
ホワイトハウスはイラク戦争を開始した理由として、イラクが生物兵器を製造し、核ミサイル開発を行っていると非難を込めて公言していたが、2025年現在では、それが全くのウソであった事が明白になっている。
イラクのサダム・フセイン大統領は、保守的なスンナ派の政治家であり、過激派のビン・ラディンとは正反対の立場にあった。
ホワイトハウスの主張は、まるで天皇を信奉する超保守派の自民党の国会議員が、極左の過激派の中核派を「支援」しているといった、全く説明のつかない、合理性の無い、ナンクセを付けるといったタグイの主張であった。
このイラク戦争によって、2010年6月11日、アメリカ国防総省・自身が100万以上のイラク人が殺害されたと発表している。
そしてアメリカ軍は、サダム・フセイン大統領を絞首刑=首ツリで殺害してしまった後になって、ブッシュ大統領・本人がテレビに出演し、イラクに核ミサイル、生物兵器は無かった、イラク戦争はマチガイダッタと謝罪した。
100万人以上のイラク人を殺害し、無実の大統領を絞首刑にしてしまった後で、テレビに出演し大統領が「謝罪」するだけで、済まされるのであろうか。
ブッシュは刑務所にも入っておらず(無実の一般市民を100万人殺害)、チェイニー副大統領はイラクから奪い取った油田の「所有者」となり、巨額の石油売却代金を毎月、自分の預金通帳で受け取り続けている。
こうした事実は、国際政治が「やった者勝ち」の世界であり、「暴力において優っている者は、どのような犯罪を犯しても、許され、決して処罰されない」事、暴力だけがモノを言う世界である事を認識させる。
日本人は、そろそろ目を覚まし、自分が「暴力だけがモノをいう世界に生きている事」を自覚すべき時が来ている。
国際政治とは、ヤクザのナワバリ争いの、殺し合いの世界であり、人殺しだけが生きて行ける、凶悪な人殺しにならなければ「生き残って行けない」世界である。

