たま出版
犬の眼は色彩が分からない。犬は白黒の世界に住んでいる。
「世界は白黒である、色彩などと言う物は無い」と、もし犬が主張すれば、皆その無知を笑うだろう。
世界を認識する側が「勝手に情報を変更・削除」しているのだ。
人間の眼には電波は見えない。しかしTVに画像が写り、携帯電話で会話が出来る。電波は間違いなく存在している。人間が「勝手に情報を変更・削除」しているのだ。
人間に差別や偏見を持たせる、この「勝手に情報を変更・削除」する「歪み」「フィルター効果」をゲシュタルトと呼んでいる。
ゲシュタルトは、人間に生まれ付きのものと育った宗教・文化等の環境によって起こるものがある。「手づかみ」で食事をする民族が仮にいたとして、「それは衛生的ではない」と指摘されれば、自分達のゲシュタルトの問題点が分かる事がある。他のゲシュタルトから指摘されて初めて自分達の「歪み」に気付く。
ロシア(かつてのソ連)は、長い間鎖国して来た。そのため欧米とは全く違った科学技術を発達させて来た。ゲシュタルトが基本から違うのである。
欧米がカトリック、プロテスタント、そしてアングロ・サクソン民族の血統であれば、ロシアは古代ローマ、ビサンツ文化、ギリシア正教の血統であり、そのゲシュタルトの根本的違いとも言える。
ロシアの技術から批判を受ける事で、私達の欧米科学技術文明の「歪み」が分かる。
人間の体の細胞(脳細胞を含む)は、活動中微量の電波を体外に向けて発散している。この電波をキャッチし、増幅させ、分析する。TV電波と同様、人体の発するその電波には莫大な情報が入っている。
その人間が今何を考えているのか、どんな気持ちでいるのか(楽しいのか、怒っているのか)が、その電波分析で即座に分かる。ロシアはこれを軍事技術として開発した。米国大統領の本音を把握し、欧米の核兵器開発学者の「頭の中から機密を盗み出す」ためである。
人間の心の中を外部から「受信」し、盗み取ってしまうこの軍事技術には、「受信」だけでなく「発信」もある。
激怒していた時の電波と同一形態の電波を強烈な形で外部から脳に発射する。
この兵器の実験台となった人間は、ある日突然殺意を抱き、計画を立て、長崎市長を射殺したり、米国の大学構内で銃を乱射し始める。もちろん軍は実験にあたって、「米国で孤立し差別を受けていた韓国系学生」・・「資金に困った暴力団組長」・・と言う、マスコミが「もっともらしい説明」を行いやすい人物を
選定し、この兵器の人体実験を行う。
この「マインド・コントロール兵器」に対し、「そんな馬鹿な事が出来る訳がない」と欧米のゲシュタルトに侵された者は言うであろう。しかし本書では800ページにわたり、この兵器についての膨大な実験と研究論文が蓄積されて来た詳細な報告が出ている。この膨大な実験と研究を見て、「マインド・コントロール兵器など有り得ない」と言う人達は、「世界は白黒である」と主張する犬と同じである。さらに研究したい人達には、膨大な文献案内、実験データ案内が記載されている。
またこの兵器についてのロシア軍の研究成果は、現在、米軍に「購入」され、さらに精鋭化の研究が推進されている。詳細は、米国ワシントンDCの南西区4番街アダム・ドライブ通りの米国商務省データ・サービスで閲覧できる。
選挙の投票所の前でこの兵器を使用すれば、軍隊の望んだ政治家を当選させる事が出来る。
1973年、アメリカ合衆国上院第93議会第2会期司法委員会で、この兵器についての研究報告会が行われた。その会議の議長であったサム・アーヴィンは
以下のように語っている。
「今日米国政府のマインド・コントロール技術は、国民にどのような政治思想を持つべきかを強制し、一市民それぞれの思想、人格、感情の持ち方を政府が命令出来る段階に達した。」
・・「合衆国憲法に基づく諸権利に関する小委員会」レポートより。

