みずほ銀行等では、1日に引き出せる金額が50万円までと制限が課され始めている。また、海外送金も1回につき200万円までと制限が課されてもいる。
各銀行にってバラツキはあっても、こうした政策が取られている。
日本の国家が過剰な借金によって破産すれば、1万円札は紙屑になり、当然時代の先が読める人間は海外に資産を送金し、円という通貨を捨て、外国の貨幣に変えようとする。
日本国内でも、現金を引き出し「金の延べ板」に変え自分の資産を守ろうとする。
それに歯止めをかけるための、政府による部分的な預金引き出し制限、海外送金制限が事実として行われている。
これは、第二次世界大戦後の闇市と暴力団で大混乱した時代に行われた政策の部分的復活であり、政府はそうした時代が近々来る可能性がある、と認識しているという事でもある。
金融パニックになると、治安は警察・軍隊の力によってしか維持できない段階が来る。
国を少しでも批判するような内容の会話を行っただけでで、何等犯罪を実行に移していない場合でも逮捕できる共謀罪等の悪質な法を、政府が導入しようとしている深慮遠謀の事情は、ここにある。

