「安部首相、麻生・副首相の出自」より、続く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/319090445.html
自民党、民主党、そして小沢一郎の政治資金の「管理者」であり続けてきた海津一郎。
この海津が自民党に「税理士として採用」されたのは、海津の父、海津福治が自民党の政調会長等を歴任した富山選出の「大物」国会議員=松岡松平と同郷で30年来の親友であったためである。松岡は吉田茂首相の「腹心」として活躍した。
吉田茂=麻生太郎・副総理の祖父は、第二次世界大戦中、日本軍部の命令で、中国大陸で麻薬・アヘンを売買し、その日本軍の軍資金を稼ぎ出していた。
吉田茂は、この麻薬売買ルートを戦後も「引き継いで」いた。吉田の「腹心」としてそれを担当したのが松岡であり、その実働部隊が海津であった。
中国で共産党が政権を取ると、敗北した中国国民党のNo.2=チャン・ピョンギョクは一時日本に亡命する。その身元引受人となったのが吉田と松岡であった。もちろん雑事は松岡の部下、海津が担った。この時、海津=チャンの「ネットワーク」が形成された。
チャンは後に台湾に渡り、台湾国民党政権で台湾のCIAと呼ばれるスパイ組織=載笠(ダイリュウ)のトップとなり、中国、ベトナム、タイ国境に残る国民党軍を指揮し、その軍資金として、この地域で麻薬・アヘンの生産を大々的に開始する。これが世界最大の麻薬生産地帯ゴールデン・トライアングルとなる。
自民党の財務責任者、チャン=海津は日本におけるその麻薬「輸入」の窓口となった。自民党の財務管理者が、日本における麻薬密輸の「責任者」であったという事は、自民党政権の「政界工作資金」の出自の有様を明瞭に示している。
選挙のたびに自民党・党本部の金庫に膨大な選挙資金が札束の形で積み上げられているのを見、「一体、これだけの資金が、どこからやってきているのか」と若手議員達が首を傾げる、その資金の不可思議な出所の答えが、ここにある。
ゴールデン・トライアングルで生産された麻薬を運搬している「専門航空会社=エア・アメリカ社」が、かつてCIA長官であった父ブッシュ大統領である事は良く知られている。この麻薬売上金がCIAの活動資金となっている。
かつての世界最大の麻薬生産地帯を作り上げたチャンの「命の恩人」松岡松平・元自民党政調会長、その「腹心=実働部隊」海津一郎が、自民党、民主党、小沢一郎の 「政治資金」を管理し、海津の資金がCIAの麻薬資金に源流を持つ事は、沖縄米軍基地問題、TPP問題等で日本政界が絶対に米国に逆らう事ができない「本当の理由」となっている。