海津一郎。自民党の財務責任者として、岸信介=安倍元首相の祖父、田中角栄、
中曽根康弘、竹下登、金丸信、小沢一郎に仕えた税理士、公認会計士。
現在は自民党、民主党小沢一郎の財務の「ブレーン」を兼任している。
海津はかつて、国税庁国税調査官=マルサ、日本橋税務署次長を歴任。
海津は学生時代、新宿、池袋で麻薬を売買する学生愚連隊の「総長」であった。
海津は麻薬をどこから仕入れていたのか。
海津が自民党に「税理士として採用」されたのは、海津の父、海津福治が自民党の政調会長等を歴任した富山選出の「大物」国会議員=松岡松平と同郷で30年来の親友であったためである。松岡は吉田茂首相の「腹心」として活躍した。
吉田茂=麻生太郎・元首相の祖父は、第二次世界大戦中、日本軍部の命令で、中国大陸で麻薬・アヘンを売買し、その日本軍の軍資金を稼ぎ出していた。
吉田茂は、この麻薬売買ルートを戦後も「引き継いで」いた。吉田の「腹心」としてそれを担当したのが松岡であり、その実働部隊が海津であった。
中国で共産党が政権を取ると、敗北した中国国民党のNo.2=チャン・ピョンギョクは一時日本に亡命する。その身元引受人となったのが吉田と松岡であった。もちろん雑事は松岡の部下、海津が担った。この時、海津=チャンの「ネットワーク」が形成された。
チャンは後に台湾に渡り、台湾国民党政権で台湾のCIAと呼ばれるスパイ組織=載笠(ダイリュウ)のトップとなり、中国、ベトナム、タイ国境に残る国民党軍を指揮し、その軍資金として、この地域で麻薬・アヘンの生産を大々的に開始する。これが世界最大の麻薬生産地帯ゴールデン・トライアングルとなる。
自民党の財務責任者、チャン=海津は日本におけるその麻薬「輸入」の窓口となった。自民党の財務管理者が、日本における麻薬密輸の「責任者」であったという事は、自民党政権の「政治工作資金」が麻薬資金であった事を示している。
かつての世界最大の麻薬生産地帯を作り上げたチャンの「命の恩人」松岡松平・元自民党政調会長、その「腹心=実働部隊」海津一郎が、現在も自民党、民主党・小沢一郎の 「政治資金」を管理している。