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2009年04月16日

国際政治の基本原理




「北朝鮮の核武装は米国の国家政策」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/117431602.html


「『テロとの戦い』と言う、投資ビジネス」、より続く。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/117486562.html






 イランが、主にヨーロッパ向けの安価な天然ガス輸出を決定した。これまでロシアは、天然ガス輸出で外貨を稼ぎ、ヨーロッパ諸国に対して「天然ガス輸出ストップ」を武器に脅しを繰り返し、それを「外交の武器」として来た。ロシア・プーチン帝国は、今回、その武器をイランに「奪われ」、激怒している。

これまで、イランはロシアからの支援で原子力発電所を建設し、米国に対抗してきた。しかし、ここに来て、米国オバマ大統領がイランとの「対話路線」を採用すると、今度は、イランはアメリカ寄り=反ロシアの行動を取り始める。

こうして日米関係のように「単一国の属国=忠犬ポチ」になるのではなく、巧みにパワーバランスを取るのが外交の基本である。

このイランの「親欧米・反ロシア」行動によって、米国が「悪の枢軸」と呼ぶ事で長らく続いて来た、米国とイラン・北朝鮮等との対立がフィクションであった事、イランの核武装がイスラエル・サウジアラビア等に米国が核ミサイル・迎撃ミサイルを売り込むための「親米・営業活動」であった事が、明白になった。

それは、現在のロシアとイランの対立も茶番である事、イランと核ミサイル技術を共有する北朝鮮問題も茶番である事、を明確に示している。

全ては「戦争を起こし、軍事的緊張を高め、兵器販売を伸ばすための」、単純な、ビジネス・イズ・ビジネスである。

元々、イランの核ミサイル技術をアメリカが提供していたのであれば、長い間、継続してきたイランVS米国・イスラエルという中東紛争の「図式」そのものが、欧米軍事産業による「自作自演」であった事は自明である(注1)。



 イランの行動に激怒するアメリカ愛国者、イランの行動に激怒するロシア愛国者、北朝鮮の行動に激怒する日本愛国者は、こうしたビジネスに「踊らされ」、激怒する事で「自分の低脳ぶりを公言」している。


注1・・・冒頭の「北朝鮮の核武装は米国の国家政策」参照。




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